「NED」SUS鋼管製 卵形排水パイプ
 NED管は明治時代から使用されていた「卵形状の下水管」をヒントに、その利点を取り入れて創られたZAM鋼管排水パイプです。日工産業が誇る金属中空加工技術で現代に甦らせた理想の形です。
シンプルな部材構成

連結部の特徴
●連結部を丸頭リペットと松葉ピンで留めてパイプの抜けを防止、現場作業も簡単です。
●貫入済みのパイプの引き抜きが容易です。
●連結リペット胴部にワイヤーを絡めて引き抜きます。
適用範囲
盛土地盤 人工地盤
土砂化した地山 自然地盤
崖錐層・強風化岩層 人工地盤/自然地盤
風化岩層 自然地盤
〇=貫入可 △=プレボーリングで貫入可
N値(参考施工値)
●NED管はN値10程度までの砂質地盤での施工が可能です。
●実績ではN値3の粘性土の施工の確認をしています。

卵形の管形状
丸型管に比べ管下側のRが小さいので、少量排水でも流速が確保され、堆積物が残留しない構造です。

ZAM鋼管製
錆びないZAM鋼管が使われているので、打設後は地盤安定補強も期待できます。
高い集水能力
集水孔の数(1,000個/m)が多く、集水能力に優れています。

工期の短縮に貢献
プレボーリングが不要で直接貫入できます。また、特殊機械を必要とせず、素早く作業に入れるので作業時間の短縮に繋がります。
槍型の先端形状(自動的に排水勾配が付く)
槍型の先端底部が抵抗を受けて貫入していくのでバックホウやコンクリートブレーカーで水平に貫入するだけで5度〜10度の排水勾配が自動的に付きます。
貫入時の角度設定が簡単で作業効率の向上に繋がります。


性能評価
NED管の排水性能については、地盤防災工学研究室(日本大学工学部土木工学 仙頭准教授研究室)へ委託して実験・評価をしています。



貫入実験映像